関わる人すべての現在(いま)を応援し未来も照らしたい。 現役地方公務員キャリアコンサルタント、ヒューマンリソースコンサルタントの澤村一誠です。
いつもお読みいただきありがとうございます。

昨日に続いて「共感」シリーズです。

「同意」してみたら「反発」されたことはありませんか?

「あの人、嫌な人やねん」と顔をしかめ、いかにも嫌そうに言ったときに「へえ、嫌な人なんや!」と内容に同意してしまうことがあります。
この同意についてはどう思われますか?
相手は「同意してくれた!」と悪い気分にはならないでしょうが、あの人が嫌な人なことに焦点があたり憂さ晴らしになっても現実は何も変わりません。
一方「え、そうかな、あの人にもいいところがあるで」と言うと相手は反発します。

こんな時どう反応すればいいんでしょうか?
どうすることが「共感」なのでしょうか?

「共感」は以前お伝えした「雨が止んだ」と同じく「相手がその事実をどう受け止めているか」に焦点を当てることです。

「あの人、嫌な人やねん」と言った話し手に対して「嫌な思いをしたんやな」と返すのが「共感」している優れたコミュニケーターです。

「あの人が嫌な人かどうか」は相手の主観です。
そして相手が「嫌な思いをした」ことは表情や声のトーンから読み取り「あの人が実際に何を言ったのか」ということには焦点を当てません。
「その場にいなければわからない」ことですし、それに焦点を当てると水掛け論になってしまいます。
「あの人が実際にどんな人か」とは関係なく「相手がどんな感情を抱いたか」にも留意することです。