今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。現役地方公務員コーチ、キャリアコンサルタントの澤村一誠です。今日は、我々地方公務員の世界ならではの関係についてお伝えします。
我々、地方公務員が教師でもないのに“先生”と呼ぶ方がおられます。そうです。議員の方々です。市役所で仕事をして直ぐ、先輩職員の方々が、「○○先生が□□□。」、電話に出た先輩職員が課長に向かって「課長、○○先生から電話です。」等の会話をされていて誰のこと????の状態でした。そういった場面を何度か経験してようやく先生とは、議員さんのことなんだと理解できました。
私の経験から先生とは、学校の時に教えてもらった教師の方、クラブの顧問の方、大学生の時に柔道部のコーチや監督をしていただいた方といった方や病院、医院のドクターといった方です。そもそも先生ってどういう人なのか調べてみました。『ウィキペディア(Wikipedia)』によると一般的に先生という敬称が使われるのは以下のようなケースのようです。
- 教育機関、あるいは塾において、学問を教える者のこと。教員の呼び方である。
- 士業、特に弁護士・司法書士などのいわゆる8士業に就く者に対する敬称。パラリーガルやクライアントが使用する。
- 医師・歯科医師に対する敬称。看護師などのコ・メディカルや患者が使用する。
- 政治家、特に国会議員に対する敬称。主に秘書などの関係者および支持者や、政治家自身が目上の政治家に対して使用する。
- 自営業・企業経営者、あるいは私的に結ばれた師弟関係の中で、師匠に当たる人物を敬称することもある。
- 漫画家や小説家に対して、アシスタントや編集者が使用する敬称。転じて読者が使用することもある。
- 管理栄養士や料理研究家に対する敬称。
- スポーツクラブやゴルフ場のインストラクターに対する敬称。
上から4つめが該当しそうです。となるとあながち間違いではないということですね。議員さんは○○先生と呼ばれるのと〇〇議員と呼ばれること、どちらがしっくり来るんだろう。一度聞いてみよう。いずれにしても我々地方公務員、特に管理職にとって“議員”さんとの付き合いは避けることが出来ません。私のこれまでの経験から“先生”は個人的にお話しさせていただくと本当にいい人ばかりです。委員会で議員さんと喧々諤々いや、丁々発止のやり取りをする際もお互いにリスペクトした関係でありたいです。今後ともよろしくお願いします。
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