いつもをお読みいただきありがとうございます。
関わる人すべての現在(いま)を応援し未来も照らしたい。
現役地方公務員キャリアコンサルタント、ヒューマンリソースコンサルタントの澤村一誠です。課長補佐として仕事をしている旧知のA君から相談を受けました。
「やらなければならない仕事が多くて毎日追われている状況です。課長補佐として課長を支える必要もありますし課もマネジメントしなければなりません。スタッフに仕事を任せたいのですが彼らも経験値が不足していてどこまで任せたらいいのか悩んでいます。とは言え任せなければ仕事が回らない状況です」という内容でした。
私は彼に「すべての制約を取り払った理想の状態はどんな状態なの?そもそも課長補佐としてA君がいるのはどうしてなの?」と質問してみました。

目の前の仕事に追われて余裕がなくなっているときは全体を見る視点や目的が欠落している場合があります。そんな場合、このように理想の状態や結果、目的にフォーカスすることで気づきが生まれます。

彼からは「任せるものは任せて私はフォローするのが理想です」という答えが返ってきました。続いて「そのようにしないと来年度大変なことになります」
その後、彼からは予想される大変な事例が迸るように出てきました。
常に課題を意識し「こうあるべきだ」と考えているからこそ間髪入れずに具体的な事例が出て来たんでしょう。さすがですね。

続いて私はA君に「今ここで口にしたことを彼らに伝えてみたら」と提案してみました。すると少し考えたのちA君から「一度スタッフと面談してみます」続いて「面談の目的は、仕事の進捗確認と業務分担を適宜見直すことです」と力強い答えが返ってきました。

「1対1の個人面談」・・・「ONE ON ONE」とも呼びます。画一的な研修よりスタッフの能力や資質、考え方に合わせた面談の方が人材育成には効果があるという事例も増えています。

私は「ONE ON ONE」ではないですが、スタッフ3人と基本的に毎週月曜日にタスクの進捗確認、対応状況、情報共有を目的として「ONE ON ONE」ならぬ「ONE TO THREE」のミーティングを実施しています。このミーティングは係長になった15年前にはじめました。以降、ラインの長という立場で仕事をしている時は実施しています。

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