地方公務員”の現在(いま)を応援し、そして未来も照らしたい。
“現役地方公務員キャリアコンサルタント、ヒューマンリソースコンサルタント”の澤村一誠です。
今日もお読みいただきありがとうございます。
議員さんの質問の意味・趣旨が理解できないときがあります。
どうしたらいいと思いますか?悩みますよね。
実は、不思議なことなのですが我々執行部(市長以下我々職員側)には反問権がありません。反問権とは何でしょうか?文字どおり反問する権利です。反問権があれば議員さんの質問の意味・趣旨が理解できないときに「ただいまの委員の質問はこういう趣旨の質問ですか?」とか「こういったことをお尋ねですか?」のようにこちらから確認ができます。しかしながら反問権がないため確認できません。どうしてでしょうか。本当に不思議です。
よく議会(議員さん側)と執行部は車の両輪に例えられます。
車の両輪とは、まさに言い得て妙です。立場は違いますが市民サービス向上という目的のために双方が車の両輪のように進んでいくことだと理解しています。車輪の大きさは同じであるべきですし車輪の材料も同じであるべきです。異なれば前に進みません。
しかし現実は議会側の車輪は大きくて材料が鉄、執行部は小さくて材料は木とか紙です。
議会は議論の場で政策の説明責任を執行部側に課したからには反問権を与えなければフェアーとはなりません。反問権は、議員さんの質問に対して論点・争点を明確にするためにも必要です。反問権は認めるべきです。
反問権がないため質問の意味・趣旨が理解できないときは、「ただいまの委員の質問の意味・趣旨はこういうことだと理解してお答えすれば〇〇〇〇になります。」という答弁になります。変ですね。
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